中央大学商学部兼任講師 & 静岡産業大学兼任講師であり、
企業ブランド・マネジメント戦略論の研究室&日韓企業の
マーケティングとブランディングのコンサルティング 代表である
徐 誠敏先生より、「マーケティングの基本的なプロセスと役割」を
改めて教えていただいたので、情報を共有しておきたいと思います。
あくまでも概略です。
1. 企業理念
2. 経営戦略
3. 環境調査・分析
(1) マクロ環境分析
※攻略しようとする市場は、どのような特性を有しているか？
・人口動態的要因
・自然環境的要因
・政治的法的環境要因
・経済的環境要因
・社会文化的環境要因
・技術的環境要因
(2) ミクロ環境分析
※製品を売る上で、魅力的な市場・業界なのか？
競合企業は誰でどんな企業なのか？
自社に勝ち目はあるのか？
・ファイブフォース
・バリューチェーン
・3C
4. 基本戦略
(1) セグメンテーション
※どんな層に売ったらいいのか？ (市場細分化)
(2) ターゲティング
※その層の中でどこを狙うのか？ (市場絞り込み)
(3) ポジショニング
※自分たちはどの立ち位置を目指すのか？ (差別化)
5. マーケティングミックス
・製品戦略
・価格戦略
・流通戦略
・プロモーション戦略
6. マーケティングミックスの実行
7. マーケティング管理
・マーケティング収益分析
・マーケティング有効性評価
・マーケティング監査など
ミクロ環境以降は、(財)ブランド・マネージャー認定協会で
伝えているマーケティングのフレームワークと、
ほぼ同じプロセスのようでした。
ただ、環境調査・分析はとても大切なので、
押さえておきたいところです。
