10年前に出版された書籍だが、
最近になって、何度も何度も読み返している書籍がある。
トリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長で、
19年連続増収増益を達成した吉越浩一郎著書の
『社長の掟』である。
本は、ぼろぼろになっていて写真を撮るのも恥ずかしくなっているが、
とにかくこの本で吉越氏が言いたいのは、
社長は、どんな理由があれ、増収増益ができなければ、
社長職を辞めるべきという内容。
冒頭で触れている以下の文章を読むだけでも、
私にとっては、改めて襟を正すことができるほどだ。
社長はどんな状況下でも利益を出し続けなくてはならず、
出し続けるということと、「出るときもあれば、出ないときもある」ということの
間には、天と地との差がある。
そして、いついかなるときでも利益を出し続けるためには、
「心構え」とか「流儀」といった優雅なものでは到底足りないのだ。
格好いいどころか、なりふり構わずやらねばならぬことも多々あるのが社長業。
オススメです。