先週の 『殿、利息でござる!』に続けて、
2週連続、邦画を観に行った。
最近は、洋画の理解が難しく感じ、邦画を見る傾向にある。
歳をとったからだろうか・・・。
さて、 映画『嫌な女』の主人公の2人は、
真面目と自由奔放という対局な性格の従姉妹という設定となっているが、
もともと持っている性格ということもあるが、
やはり小さい子供の頃のせつない経験、寂しい経験、
悲しい経験が大人になっても無意識の部分で影響していることが多い。
トラウマになるほどでもなくても、それは誰でも持っている
自分では簡単にコントロールが効かないといった
心が揺さぶられることなのだろう。
自分や身近な人のことを照らし合わせてみると、
やはり、必ず何かしら影響をしていることがある。
だから、このようなストーリーは、何か無意識な部分でも
共感できるのだろう。
個人的には、結婚式をぶち壊すシーンが、すっきりした気分になったり、
2人の主人公が徐々に心を寄せ合っていくところが、何かホッとさせられたり、
ほのぼのとした感覚を味わうことができた良質な映画だったと思う。