QMS (品質管理システム) -その5

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前日より続く
http://www.koukoku-ya.jp/blog/2008/08/qms-3.php
このQMSで学んだことを今の段階で具体的に役に立てるには、
まだまだ学びが足りなすぎる。
そんな中でも一つだけ具体的に役立てられたことがあった。
それは、先日あるクライアントの対応に問題があり、
その対策会議をしていた時のこと。


この会議で決まったことは2つあった。
1つは仕事の流れを整理することとしてワークフローを整えること。
もう一つは、窓口担当者にもう1人の補佐を必ず決めること。
このように2つのことを決めたのは良かったのだが、
この方法が一番の得策かどうかはこの場ではわからない。
なぜか?
答えは単純なこと。
やってみなければわからないからだ。
だから、この方法を実施した1ヵ月後に
検証をすることにした。
QMSのマインドが弱かった今までだったら、
この検証作業はまずやらないだろう。
対策会議は今までも数多くやっていたが、
決まったことを実施した後、
「その方法が本当に上手くいっているのか?」
という検証はほとんどやってこなかったように思う。
PDCAサイクルを回すことは、とても大事なこと。
プロモーションのお手伝いをしている私たちにとって、
プロモーションにPDCAサイクルを根付かせることが
とても大事だということを啓蒙しているのに、
自社のその他の業務に根付いていない。
このような習慣を組織に根付かすのは、
とても大事なことだと分かっているはずなのに…
考えて見れば当たり前のことなのに…。
実際は、やっていなかったのである。
このことに気づいたことだけでも、
QMS (品質管理システム) 勉強会は大きな意味があった。

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