以前会ったある経営者 (以下A社長) との会話です。
A社長「岩本さんは、どんな会社経営してるの?」
私 「一言で言うと広告屋です。」
A社長「じゃあ虚業じゃない。」
私 「え。虚業。」
A社長「だって、『どうやったら商品が売れるか?』
ってことをお客に提供してるんでしょ。」
私 「基本的には、そうですけど…」
(私の話しを全部聞かないうちに)
A社長「それに、お客の商品が売れなくても、お金とるんでしょ。」
私 「….」
A社長「ある意味、広告屋は詐欺みたいなもんじゃない。
だから、虚業って言ってるんだよ。」
私 「う~」
A社長「虚業は、実業の3倍は頭使わなくちゃだめだよ。」
詐欺と言われるのは、とても腹立たしかった。
だけど、「お客の商品、サービスを売ることに3倍は頭使わなくちゃいけない」
ということは、もっともだと思う。
う~。なかなか考えさせられる。