(社) QM戦略実践協会(http://www.qm-senryaku.or.jp/)にて
開催されている講座および勉強会に、オブザーバーとして参加してきました。
6年ほど前から、名古屋のNKSという校正業務を生業としている会社の社長に、
勉強会で約1年ほどお世話になっていました。
勉強会の内容は、QMS(Quality Management System)です。
この時に1年間におかげで、まずは私自身がほぼ全く意識していなかった
標準化、再現性などの取り組みを少しずつでも進められたように思います。
私の体にも、それなりに浸透したのでしょう。
ただ、まだまだ腹に落ちるまでには至らないまま、
年月が過ぎていました。
何せシンプルなんですが、深いのです。
昨年、NKSの松尾社長が代表理事として、また理事には、
以前よりお世話になっている藤田さんが務め、
(社) QM戦略実践協会を設立されたということで、
お誘いをいただいていました。
私が協会の設立もやっていたこともあり、
それまでも、時々、相談もいただいていたのですが、
事情があって、なかなか顔を出すことができませんでした。
ここにきて、ようやく講座や勉強会に参加できるタイミングになったこともあり、
改めて、オブザーバーとして参加させていただくことになりました。
QM(Quality Management)とは、
自ずと成果や利益が生み出される「仕組み」を設計し、
仕事の中に織り込むアプローチです。
仕事のプロセス(決め事)の中にいつでも、誰でも、再現できる「仕組み」を設計し、
経営者自身が「仕事の質」を織り込んでいく経営手法です。
「人を変えようとせずに、やり方を変えよう」
経営者の仕事=「仕組み」をつくること。
社員の仕事=決められた手順を確実に実施すること。
これは一見、聞き古された感もあり、
そもそも、この考えでは社員が成長しないのではないかと
感じられるかもしれません。
ですが、まずは土台となるこの考え方があり、
利益を生み出す仕組みができてこそ、
企業経営が成り立つということなのです。
この土台がないと、そもそも「ムダ、ムラ、ムリ」だらけとなり、
企業経営が成り立たないということです。
以前も、松尾社長に教えていただいたことではありますが、
協会設立により、カリキュラムも、苦労されて作られたとのことで、
とても分かりやすくなっていました。
来年こそは、もっと具体的に踏み込んだカタチで、
自社でも取り入れてみたいと、改めて思いました。