カウンセリング

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 [1] 販促手法の種類-販売時点直接型1
   試用体験手法 (5) カウンセリング

カウンセリング(counseling)とは、
 依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、
 専門的な知識や技術を用いて行なわれる相談援助のこと。

 カウンセリングを行なう人をカウンセラー(counselor)、
 相談員ともいう。

 一般的には、恋愛・結婚、家族関係、子育て、夫婦関係、仕事関係など、
 多岐にわたる問題・悩みについて、面談や電話を通して解決を図る
 という心理カウンセリングが知られている。

 このカウンセリングを、販促手法の一つとして応用することができる。

 たとえば、情報があふれている今日では、消費者が商品を購入する際に、
 どの商品を選んでよいのか迷っているケースが少なくない。

 そこで、見込み客の立場に立って買物の相談に乗り、販売に結びつける。

 また、商品・サービスの知識の乏しい見込み客に対して、
 各種の相談に乗ることで、信頼を獲得することができ、
 その結果、高額品であっても、販売しやすい環境が生まれやすくなる。

 

 カウンセリングを試用体験として活用する場合、
 商品の売り場で実施されることが多いが、
 学習塾やスポーツクラブなどでも、
 この手法を活用している会社を見かける。

 いずれにしてもこの手法は、
 相談に乗る専門家の能力の高さが重要になってくる。

 担当者の知識が少なかったり、十分な対応ができなかったりすると、
 会社やお店の信頼を失うことになり、逆効果になることもあるので、
 しっかりとした教育が必要になるだろう。

※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
 (岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋
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