寺院広報セミナー ~実践編~ その4

勉強のイメージ

前日より続く
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/04/post_87.html
そもそもお寺にはどんな行事があるかを
把握しなくてはならない。
これは、宗派によって名称などが異なるところだが、
ある宗派の行事を例としてあげてみたい。


1月8日「初薬師」(はつやくし)
1月18日「初観音」(はつかんのん)
1月21日「初大師」(はつだいし)
1月24日「初地蔵」(はつじぞう)
1月25日「初天神」(はつてんじん)
1月25日「初甲子」(はつきのえね)
1月28日「初不動」(はつふどう)
2月12日「初午」(はつうま)
2月15日「涅槃会」(ねはんえ)
3月17日「彼岸入り」(ひがんいり)
3月20日「彼岸中日」(ひがんちゅうにん)
3月23日「彼岸明け」(ひがんあけ)
3月21日「正御影供」(しょうみえく)
4月8日「花まつり、釈尊降誕会」(しゃくそんごうたんえ)
6月15日「両祖大師誕生会」
7月13日・8月13日「お盆、迎え火」
7月15日・8月15日「お盆」
7月16日・8月16日「お盆、送り火」
8月24日「地蔵盆」(じぞうぼん)
9月20日「彼岸入り」
9月23日「彼岸中日」
9月26日「彼岸明け」
12月8日「成道会」(しょうどうえ)
12月10日・11日・12日「興教大師報恩講」(こうぎょうだいしほうおんこう)
上記行事例は、ある宗派の一般的なものではあるが、
これだけ多くの行事がある。
これ以外にも各寺院でオリジナルの行事を
いろいろと考えられているのである。
いずれにしても、まず
「どの行事に来て欲しいか?」
の課題が明確になったらならば、
その行事に来ていただきたい対象(ターゲット)を明確にする。
できるだけ詳しく…。
その対象の人は、
「どのような悩みや欲求があって行事に参加していただけるのか?」
そして、
「行事に参加することによって、悩みがどのように解決するのか?」
「行事に参加することによって、欲求がどのように満たされるのか?」
を明確にする。
このプロセスを踏まないと、
行事案内チラシのコンセプトは明確にはならない。
この上で、表現内容の細部を決めていくわけだが、
なんだかんだいってもキャッチコピーは重要である。
今、考えている真っ最中の作業として、
各行事に対するキャッチコピーの参考例を
いくつか上げていく予定である。
この参考例から、参加者の住職、副住職が
行事案内チラシを作るにあたって、
何かしらインスパイアを与えることを願って…。
このキャッチコピーの参考例については、
いずれ機会があれば
このブログでもお伝えしたいと思う。

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