「勝ちパターンのチラシ」というものがある。
それは、繰り返し、繰り返し仮説検証した結果、
「どのような内容のチラシにすれば、ある一定の反応を取れるのか?」
の答えが見えた状態のチラシのこと。
いわゆるアイキャッチ、構成要素、オファーなどの組み合わせが
最高のバランスになった状態のことだ。
もちろん、タイミング(時期)や、
ブランド認知の度合いにも左右されることもあるが、
概ねある一定の反応を得ることができる。
仮説検証をしっかりと繰り返している会社には、
このような「勝ちパターンのチラシ」を、
商品ごとに持っているところも少なくない。
実は先日、ある通販会社さんから、
2年くらいかけてできあがったという
「勝ちパターンのチラシ」を上回る
「勝てるチラシ」を考えて欲しいという依頼があった。
まずは依頼にあたり、
繰り返し数々の失敗もしながら継続してきた、
勝ちパターンを築くまでのプロセスを教えてもらった。
しかも、ターゲットに
「なぜ、このチラシを見て購買を決めたか?」などの
アンケートまでしっかりと取っている。
このように仮説検証をされた会社はとても強い。
これらのことは、私たちにとって、お金を払ってでも得たい知識。
それをお金をもらいながら得れるということは、
とてもありがたいことである。
だが、このような仮説検証を繰り返してきた経験による
深い知見を越えることは容易ではない。
この「勝ちパターンのチラシ」を越えるチラシを作れるのか?
これから準備に入るが、
最終的には来年の1月下旬にその答えが出る。