2ヵ月前にも、このブログに書いたが、
養鶏業、鶏肉卸売業、飲食業を行っている会社に
事業調査~ブランド戦略のコンサルティングに入ってる。
3ヵ月たっぷりかかったが、ようやくブランド・ステートメント作りの
プロセスとして、ブランド・アイデンティティを導き出すことができた。
PEST分析、3C分析、セグメンテーション、ターゲティングを
それぞれ打合せをしながら、時間をかけ構築し、
ペルソナについても、BtoB、BtoC向けに2人を想定し、
かなり踏み込んで設定した。
ポジショニングは、味、香り、食感、肉の固さ、
原種管理、飼育日数などで切り、差別化を明確にした。
30年以上前の先代が述べた「鶏肉本来の美味しさを世の中に広げる」
という創業理念と、これからのビジョンである
「美味しい鶏肉の代名詞」としてのブランドを確立するという
ミッションとビジョンがブランド・アイデンティティ構築をする段階で、
強く結びついたのである。
この瞬間は私と、一緒に対応してもらっている担当コンサルタントをはじめ、
クライアントの社長や幹部の方々のみなさんが、
深い納得感を得たのではないかと思う。
私自身は、若干身震いを感じたほどだ。
まだ、ブランド・アイデンティティは明かせないが、
このブランディングは、かなりいけると確信している。
あとは、クリエイティブの力も重要となる。
こちらも、ブランディングの経験が豊富で、若い感性で、
右脳と左脳のバランスが良いクリエイティブディレクターに
協力する予定で待機してもらっている。
ある程度、カタチになってきたら、また報告したいと思います。
お楽しみに!