驚きました。この本は「店長のための」と書いてあったので、
自分のことではないけど、何か役に立つかもしれないという
少し緩い感じで読んでいたのですが、
羽田さんのこれまでの800名以上の部下をマネージメントし、
育ててきた現場経験の話しが随所に出てきて、
母親としての立場での子育ての話しも折りまぜ、
気づきのレベルがかなり深いです。
ぐいぐい引き込まれていきました。
やはり現場経験から築いたノウハウは、再現性がありますね。
あらゆる職場のマネージャー、リーダー、さらには経営者層のための
マネージメント本です。
羽田さんは、東京ビジネス書出版会議に1年半前に参加され、
コミュニケーション能力が高く、場作りが上手い人だなぁと、
初めて会った時から感心していました。
それと、直感的に人を育てるのが得意な方なのだなぁと感じたこともあり、
トレーナーになってもらえないかとお誘いしました。
その後、あっという間に難関の試験をクリアし、
トレーナーになられて、
既に何度かセミナー講師もやっていただいています。
ブランディングの目的は、企業価値を向上させることでもありますが、
そのためには、組織の成長を促さなければなりません。
羽田さんは、その部分に優れた能力を持っていると、
1年半前にお会いした時にも、直感で感じていました。
この本を読んでみて改めて、その時の直感は正しかったんだなぁと、
思いました。やはり人はお会いしただけで、にじみ出てくるものがありますね。
そんな羽田さんの著書「店長のための「稼ぐスタッフ」の育て方」をオススメします。
羽田さん、良い本をありがとうございました。