ブランドについて学ぶ方法の1つとして、
ブランドの歴史を知ることも良いだろう。
日本には、日本人が開発し
世界に誇るロングセラー商品がたくさんある。
例えば、カップヌードル、ヤクルト、ウォークマン、
金鳥の渦巻、味の素など。
これらのロングセラーブランドが、どのように開発され
市場開拓されていったのか?
ブランドが創造され、確立されていくプロセスには、
成功よりもむしろ失敗の方がたくさんあるだろう。
今回ご紹介する書籍は、マンガではあるが、
各ブランドを持つ企業の創業者や
商品開発担当者の着眼点や苦悩、マーケティング手法などが、
簡潔に分かりやすく描かれている。
また、社名や商品名の由来も紹介されているので、
広く知識を得るには、親しみやすいものと言えるだろう。
しかし、誌面が限られているのと、マンガという描写のため
あくまでも表面的な知識を得るには良いが、
1つ1つのブランドについて
深く知りたい人向けではないことを付け加えておきたい。
なお、すでにシリーズ4巻まで出版されているが、
アマゾンでは、中古しか手に入らない。
「マンガで読む『ロングセラー商品』誕生物語
~誰が考えたのか、どうやって作ったのか~」
著者:藤井 龍二 出版社:PHP文庫
http://tinyurl.com/yzpwur3