今日は、とっておきの書籍を紹介しよう!
1985年に訳書が日本で出版されたが、
ここ数年は古本であっても手に入れるのが困難であった
30年間読み継がれている広告人のバイブルが復刊した。
名著と評判の高い本書は、
米国大手広告代理店のオグルヴィ & メイザーの創設者であり、
アド・エイジ誌に
「広告界のクリエイティブ・キングとして他に比肩する人がない」
とまで言わしめた巨人デイヴィッド・オグルヴィが
「売る広告とは何か?」をまとめたもの。
販売力のある広告の作り方として、
何が真実で、何が不変なのかを
具体的な事例を交えて喝破した警世の書とも言える。
また、あまり知られていないが、
もともとブランド・イメージという問題意識は、
オグルヴィが提唱した概念である。
1950~60年代に競争しているブランド同士に
本質的な違いがなくなったことを見てのことらしい。
このような違いがなくなった時代だからこそ
ブランド・イメージを構築するために
「どのような差異化が可能なのか?」という
オグルヴィの見解を、圧倒的な量の事例から学ぶことができる。
なお、私としては数ある警告のなかでも、
「広告のクリエイティブは作品ではない」というメッセージを
広告物を芸術作品と勘違いしやすい広告クリエイターに、
ぜひ知ってもらいたい。
とにかく大興奮間違いなしの1冊である。
待望の復刊を機に、ぜひ読んでみてはいかがだろうか?
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