『パーミッションマーケティング』とは、
顧客や消費者の許可を得て行なうマーケティング活動のこと。
米国Yahoo!の副社長を務めていたセス・ゴーディン氏が提唱した概念で、
今から10年程前に『パーミッションマーケティング』という書籍を出版し、
世に広まったものである。
『パーミッションマーケティング』は、
市場シェアを重視し、顧客に強制的に商品を認知させる
アプローチを手法をとる伝統的なマーケティング概念とは
対照的な考え方で、個々の消費者の嗜好やニーズなどに
合わせて展開される「One to Oneマーケティング」を
さらに進化させた形態のもの。
顧客との間に長期的な友好関係を築くのに、有効な手法である。
一般的な『パーミッションマーケティング』として、
「オプトインメール」と呼ばれるダイレクトメール広告が挙げられる。
この手法は、消費者があらかじめ自分の趣味や嗜好を登録し、
それに関連するメッセージを企業から受け取ることができるのだ。
日本でも阪本啓一氏が1999年に翻訳をし、
出版され、大きな反響を呼んだ。
『パーミションマーケティング - ブランドからパーミションへ』(翔泳社)
セス・ゴーディン(著)、阪本啓一 (翻訳)
ぜひ読んでいただきたい1冊だが、
現在は、残念ながら中古本しか手に入らない
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