「謙虚さ」と「成長意欲」 - 1

management

ある尊敬している方が「理屈抜きで…」とおっしゃっていた
経営の定義がある。
「経営とは、縁があってその企業に集まった人たちの
人間としての成長を支えること。」
本当に「その通りだなぁ~」って思う。
3年程前に、このメッセージを受け取り、
常に思い起こせるようにと思い、今でも机の横に貼ってある。
だが、このメッセージの通りに本当に自分はできているのか?


今、改めて自分に問いかけてみるが、
やはりなかなかできない。
なぜだろう。
自分自身が成長意欲を持ち続けていくのも難しいのに、
このような心構えを持って、
社員、スタッフに対して常に接していくこと、
環境を作り続けていくことは、本当に難しい。
まさに永遠のテーマだ。
でも、永遠のテーマと片づけたくもない。
さらに最近思うことがある。
このように人間としての成長を支えること、
いわゆる成長意欲を社員、スタッフたちとともに持ち続けていくことが
経営にとって大切なことは分かった。
でも、この気持ちが強くなりすぎることによって、
一歩間違えると、我々の成長のためというエゴが強くならないだろうか?
エゴが強くなると必ずうまくいかなくなる。
このことは、16年間の経営を通じて、
最近やっと分かってきたつもり。
では、この成長意欲を持ち続けながら、
エゴを強くならないようにするには
いったいどのようになれば良いのだろうか?
もちろん、エゴ(煩悩)をなくすことはできない。
そんなことは、お釈迦様もおっしゃっている。
エゴが強くならないためには、
いったいどのような心構えを持ったら良いのだろうか?
この答えについて
1年くらい前からボンヤリと考えていた。
つい先日、ある人のおかげでようやく言語化できてきた。
「謙虚さ」。
この「謙虚さ」を身につけることが
エゴを強くならないために、
大切な心構えなのではないだろうか?
「成長意欲」を持ち続けること。
「謙虚さ」を持ち続けること。
どちらか1つでも、とてつもなく難しいテーマ。
ましてや、ある種、相反するこの2つの心構えを
持ち続けることが可能なのだろうか?
では、仮にこの2つのテーマを持ち続けることが可能だとして、
その先に生み出されることには何があるのだろうか?
あるいは、どのような意味があるのだろうか?
その答えは…
続く↓
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/01/_2_1.html

関連記事

  1. ウェブ解析士協会の江尻代表理事にインタビュー

  2. management

    水野与志朗氏による『紹介が紹介を生むコンサルタント養成講座(基礎編)』…

  3. ブランディングのアイキャッチ画像

    新型コロナウイルス。パニック時こそ問われる従業員のブランド帰属意識とB…

  4. management

    寺院広報サポートサービス

  5. management

    移転先のオーナーに会う

  6. management

    お江戸百年塾 【人が輝き組織が育つ!】

アーカイブ