あるデザイナーがカムバックする。
いわゆる「出戻り」ということだが、
これで出戻りデザイナーは2人目となる。
販売促進のなかでも、
とくにレスポンス広告を中心にやっていると、
たいていのデザイナーは、ねをあげる。
なぜなら、常に反応を気にしなくてはならないからだ。
反応が良かった時は、
クライアントさんは本当に喜んでくれるのだが、
反応がなかった時は、本当につらい。
せっかくデザインしたものが、
意味のないものと解釈されてしまい、
存在意義を否定されたように感じてしまうことも
あるだろう。
だから、逃げたくなる。
もっとラクで楽しい仕事が他にないか探したくなる。
だが、そんな仕事は、見つからないことが分かる。
なぜなら、彼らの本当のやりがいとは、
クライアントさんに喜んでもらうこと。
そのためには、クライアントさんの反応が上がるなど、
売上げに貢献できることだと気づく。
というように・・・、
私なりに彼らのカムバックの理由を解釈してみた。
ここまで書いていてなんだが、たぶんこの通りではないだろう。
だが、全てがはずれているわけでもないと思う。
とにかく、同じ方向を向いている人間と、
また一緒に仕事ができることがうれしい。