「コトラーのマーケティングマネジメント」によると、
「『購買意志決定のプロセス』とは、次の5つの段階すべてを
順に通過することになる」 とされている。
【問題認識】
『購買意志決定のプロセス』は、消費者が何らかの問題やニーズを
認識したときに始まる。
【情報探索】
覚醒された消費者は、情報を集めようとする。
そのレベルが強くなると、積極的な情報探索に乗り出す。
【代替製品の評価】
情報探索により、収集した複数の代替品の情報を比較検討し、
その評価を行なう。
【購買決定】
比較検討と代替品評価を重ねた結果、
消費者は最も評価の高いものの購買を決定する。
【購買後の行動】
購買者の満足度は、製品に対する購買者の期待と、
知覚パフォーマンスの差によって決まる。
パフォーマンスが期待にそぐわなければ、失望し、
期待どおりであれば満足し、期待以上であれば喜ぶ。
顧客がまた同じ製品を買うかどうか、そのの製品を他人に
良く言うか悪く言うかは、この感情に大きく左右されるのだ。
今号のコラムでは、この『購買意志決定のプロセス』に絡む
ブランドの役割について触れた。
ブランドの役割を、誤解を恐れずにひと言でお伝えするならば、
「ブランドの役割とは、購買の意志決定に必要な補完情報のことである」
ということ。
ブランディング=「変えない」VS「飽きる」 VOL.2
ブランドの役割
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