今日はは、水野与志朗さんの著書をご紹介する。
水野さんは、
マーケティング、ブランディング、パブリシティ関連で
多くの著書を持ち、 セミナーも積極的にやられている
著名なブランド・コンサルタントである。
また、ブランド・マネージャー認定協会の認定トレーナーでもあり、
たくさんの受講者をご紹介いただいている。
ありがたいことである。
未だにブランド・マネージャーという職種について触れている本は
それほど多くないが、 この本が出版された7年前は、
かなり珍しかったかと思う。
ブランド・マネージャーという職種について理解するには、
ストーリー仕立てにもなっているので、
わかりやすく貴重な一冊である。
また、著者自身が実際のビジネスで孤軍奮闘してきた内容で
執筆されているので、説得力も感じられる。
中盤に記述されている
「ブランド・マネージャーはP/L(損益計算書)に責任を持つ」
このあたりは、
経営陣は当たり前のことだが、ビジネスマンもある程度の
経営スキル・知識がなくてはならないことを示唆している。
そして、ブランド・マネージャー認定協会の
カリキュラムでお伝えしている
「ブランド戦略とは、経営戦略から一貫して派生するものである。」
この考えにも通じている。
ブランド・マネージャーという職種を理解するためには
うってつけの一冊。
『ブランド・マネージャー―たった一人のBMで会社がよみがえる』