プロモーション(広告・販売促進・PR)で必要なこととは?

スペシャルインタビューの第1弾は、
女性の視点で販売促進のプロモーションを企画・運営されている、グッドピーアールの石野洋子さんをゲストにお迎えし、弊社の代表取締役社長 岩本俊幸が第3話にわたり対談いたしました。

第3話

これからのWEBプロモーションはどこへ向かっていくのだろうか?

司会

東京もそうなのですが、特に地方でのWEBプロモーションはどう変化していくと思いますか?

石野

地方って車社会ですよね。東京ほどに携帯電話を使うかというと、どうなのかわからないのですが…。WEBと携帯との融合したプロモーションはそんなに多くはないと思います。やはりまだまだ遅れているのではないでしょうか?東京と比べれば。制作数とか、需要もこれからまだまだあると思いますね。そういう意味では切り込んでいくことが出来れば一つの事業としては面白いのではないですか。ただし、東京とは違う仕様かもしれませんね。

司会

プロモーションの中でのWEBの位置はどうでしょうか?

石野

地方はまだこれからでしょう。WEBでお客様を集めようという思考はまだまだ定着していませんよね。まだまだ、リアルですよね。

司会

岩本社長はどうお考えですか?

岩本

ひとことで言うと「わかりません」ね。なぜかというと、世の中がどうなるかということを知らないとわからないからです。その予測をする為に一生懸命情報を集めているのです。皆さんも集めているのではないでしょうか。

司会

WEBプロモーションはどういうあり方が良いのでしょうか?これからの方向性というのはありますか?

岩本

何の媒体を使うかというよりも、コスト対効果が高いということもそうですが、仮説検証を繰り返すことで数値化できること。昔だったら、余程のレスポンス広告でも仕掛けない限り無理でした。出来ませんでしたね。
そういうことが出来る媒体が出てきたのだから、有効活用した方が良いですよね。媒体の変化やモバイルになろうが何になろうがその有効活用が出来るものであればね…。そして、ユーザーが増えターゲット層をリーチする媒体として、有効ならばどんどん使うべきです。

司会

地方だからこそもっと活用すべきなのですか?

岩本

何を活用すべきということは無いと思います。ただ有効な媒体という意味で、もしくは手法を使えば良いのだと思います。
そもそも弊社は広告を打たせない広告屋ですから…。
無駄な広告をという意味ですが。WEBは効果を追求する方法としては一番的確なプロモーション策であり、媒体ですよね。

石野

私は面白い方向に行くのではないかと思っています。
実はアメリカではすでにあるのですが。例えば、白紙のWEBページがあるとしますよね。これにどれだけの人がアクセスするコミュニティが作れるか?一万人がこの白紙ページにアクセスする権利を作れる人が誰かいたとします。その人の個人のアクセス権ですよね。その個人に対して、興味を持ってこのページに一万人が訪れることを可能にする人がいたならばこのページは広告に何でも使えるのです。この人が、お気に入りのCMとかを作ってしまえばそれが全て広告になってしまう。そういう様な活用の仕方をたぶん日本でも誰か始めるのではないでしょうか。
結局、TVもネットの世界も変わらなくなってくると思います。そうなるとWEB自体がTV化してくるのと違いますか?特に日本ってテレビっ子だからWEBの中でいかにCMを仕掛けていくかを次の媒体として、業界の人が考えていると思います。WEBって際限なく作れますよね。

司会

はい作れますね。

石野

そう思ったら末恐ろしい媒体になると思います。そういう意味では…。

LPO(ランディングページオプティマゼーション)でコスト対効果、仮説検証を測ること。

司会

WEBというのは可能性を秘めた媒体であるということですね。イズ・アソシエイツではひとつのプロセスとしてランディングページに集約させる、ランディングページを有効視しようと取り組んでいます。

岩本

ランディングページはコスト対効果が高い、仮説検証をきちんと測りやすいという点で言えば、プロモーションの一つの方法として、とても有効だと思っています。
例えば、チラシを打つのも手ではありますが、今それが表現一つでも、メッセージ一つでもセールスページが作れます。そこで色々と表現を変えたり、メッセージを変えたりしながらテストし、どのヴィジュアルコンセプトがターゲットに一番メッセージとして刺さるかが測れるので非常にやり易いですね。
色々な仕組みとかプラットフォームが出てきていますので是非、弊社でも力を入れたいと思って取り組んでいます。
私どものコンセプトは最終的には「広告を打たせない広告屋」であり、効果を追求するというミッションで考えたら、この手法は弊社の考え方にあっていると思います。

司会

やはり、そういう意識でお客様側も効果を測れる仕組みを組み込んだWEBにしていかなければならないですね?

岩本

最後になりますが、プロモーションや広告のお手伝いをしていて非常に感じるのは、本当にこれは効果があるだろうとか、これは仮説に過ぎませんが…。後々、こういうやり方をしたほうが良いという方法があるとして、それをどうしてもお客様が受け入れられないというケースが多々あります。
そのケースの時は、それよりも人によっては行動を整理して差し上げることが大事だったり、動かない人を動かした行為の方が大切だったりするのです。要はクライアントの社内リソースで使い易かったり、意識レベルでピンとくるものだったりと敢えてそちらをやることは間違いではないと思います。多少失敗したとしてもですね。前に進むことが大事ですね。また、人によっては先程も述べましたが、行動を整理することも大事だと思います。
敢えて失敗すると思っても供用して行動してしまうこともありますね。失敗をお互い知る。ただ、あまり大きな失敗は出来ませんのでその辺は要注意ということをお話ししていき、テストでいきましょうと言います。「絶対にそれは止めてください」とは言えないですね。行動に移すことが大事だと思いますので…。そこで学ぶ、お客様が学ぶことで私どもも学びになりますからね。

司会

本日はお忙しい中、ありがとうございました。




バックナンバー

【第1弾】 プロモーション(広告・販促・PR)で必要なことは?
グッドピーアール 統括プロデューサー 石野 洋子 氏


 

【第2弾】これからも中小企業は映像の時代なのでは?
株式会社オーエン 総合プロデューサー 東 浩司 氏


 

【第3弾】顧客視点を極めるプロセスとは?
有限会社GMJコンサルティングサービス 小野 裕子 氏


 

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