アイデアを引き出してくれる道具や文具

アイデアを引き出してくれる道具や文具

私たちの仕事場でコンピュータが導入されるようになりデザイン・制作現場での道具と言えばMac(PC)ということになります。
Macが登場する一昔前までデザインやレイアウトを作るためには

  1. ロットリング(二昔前は烏口<からすぐち>)
  2. ホルダー芯鉛筆
  3. カッター、デザインカッター
  4. 三角定規、ものさし
  5. ツィーザー(ピンセット)
  6. ペーパーセメント&ソルベックスシンナー
  7. はさみ
  8. ラバークリーナ 等々

そして広い机。これだけの道具が必要でした。
切って糊つけてレイアウト用紙に貼って仕上げる。図画工作の延長みたいな楽しさというんですか。手作り感がありました。

また、デザイナーにとって商売道具であるこれらを大事にしたものです。帰る際には必ずロットリングのニブ(先)は水洗いをする(先が細いためインクが固まり詰まってします)。三角定規はシンナーで拭き掃除をする。ペーパーセメントのビンの縁をきれいにラバークリーナーで落とす(これをやらないと大変なことになります。ベトベトの縁は触るのも嫌です)。一日の締めくくりとしての日課だったんです。

 

現在、制作現場を見回すと存続しているものは「ものさし」と「カッター」くらいでしょうか。机の上にはMacが1台。キーボードとマウス。

時間と共に使用する道具の変化があるものの、アイデアや企画、レイアウトを考えるときにはだいたいの方が手描きですよね。この場合、ひらめいたアイデアを瞬時に視覚化する紙とペン(鉛筆)が道具となります。

伊東屋、ロフト、無印良品、文具店、画材店、コンビニなどに色々な種類が置いてある中からどうやって皆さんは選んでいるのでしょうか?

私は文具が好きで、よくそれらの店に足を運びます。今回は手前勝手ですが私のお薦めのペンやノートなどをご紹介いたします。

お薦めのペンやノート

■GEL(ゲルインキ)ボールペン。最近これをよく目にするようになりました。各メーカより出ています。これが描き易いのですが0.7mmと0.5mmでは違うのです。手触りや書き味は、売り場で試し書きするのが良いと思います。企画書などを考えるときには、サラサラ書ける感じで疲れません。
■SARASAの0.7mm5色セットは原稿の整理に使用することでまとめる作業がはかどります。
■新丸ビルの1階にあるRHODIAのノートやメモ帳はお薦めの一つです。
オレンジ色の表紙でシンプルなデザインがとても良いですね。煩雑になりがちな机の上で直ぐに存在を見つけることが出来ます。小さいメモパッドはポケットに入るので持ち歩くことでアイデアメモや情報を直ぐに書き留めることが出来ます。
■無印良品の二つに折れるプラスティックものさしは、コンパクトで、打合せや外出先でちょっと線を引くとか大きさを図るときに便利です。
■コマ割りノートも使い方を工夫するとアイデア整理に持って来いですね。打合せ時にみなさんの注目率が一番高かった道具もこれです。今まではコマ割りノートって無かったですよね。どこで手に入るか良く聞かれました。無印です。
■筆ペンはセーラー再生工場ふでペン中字が使いやすいと思います。力強いラフスケッチを描きたいときに最適です。その際のノートは、スケッチブックが最適です。
■万年筆はコンパクトなPetit1です。外見はチープなのですが、カートリッジ式で意外と書き味良好です。パイロット社製なのでしっかりしています。色も豊富で楽しめますよ。

 

などなど、限がありませんが道具一つでアイデアの出方も変わりますよね。ペンと紙の組み合わせを変えるだけでも新鮮で気分も高まります。
また、和紙の便箋などを使ったりすることで、リラックスした気分になり、普段は出ない考えが浮かんだりします。
そのように考える作業のときは、気分を変えるということが大切ではないでしょうか?
工夫や気分転換が仕事の効率を上げます。そのきっかけを作ってくれるのが道具ではないかと思います。

 

イズ・アソシエイツ
ディレクター 所 浩次 

 

 

 

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