Branding Method

マーケティング、勘違いしていませんか?

投稿日:2015年4月1日 更新日:

HiRes

売り上げを伸ばすためには、マーケティングが重要だということは分かっているものの、実践しても思うような効果が得られないという経験はありませんか?
それはマーケティングを誤って理解しているからかもしれません。マーケティングの本来の意味を取り違えていると、せっかく具体的な施策を行っても無意味なものになってしまうのです。
そこで、マーケティングについての誤解を解き、自社にとって今やるべきことは何かについて考えてみましょう。

マーケティングとは販売促進だけじゃない

マーケティングという言葉は非常に漠然としており、使う人によって大きく意味合いが変わってきます。その理解・認識の中で、特に勘違いされやすいのが、マーケティングは「販売促進」や「広告」活動だという誤解です。販売促進とは、ターゲットに対して情報をどのように発信して購買につなげるかを考え、実践する方法です。もちろんマーケティング活動にも含まれますが、販売促進はクロージングの一部分に過ぎません。

むしろマーケティングは、販売促進活動の手間を省くために実践するものです。販売する側の立場から考える販売促進活動と、できる限り顧客の立場に立って考えようとするマーケティングとは、そもそも相反するものともいっても過言ではないのです。

マーケティングとは市場調査ではない

またもうひとつの誤解が「市場調査」です。

マーケティングは、市場調査とイコールではありません。
市場調査とは、ご存知の通り、市場動向を調査し、データを収集して分析することを意味します。市場調査は、マーケティングを実践するための一つのツールです。

具体的には、アンケートや面接によって、消費者ニーズを正確な数値として理解することを指します。この市場調査を行うと、携わるジャンルの市場の構造を把握することができ、明らかになった消費者のニーズと共に、これから行うべきマーケティングの戦略を練ることができるようになります。

市場において起きている事実、事象を正確に知ること、これが「市場調査」であり、マーケティングを行う上で、大前提となる活動です。つまり、この市場調査を元に、マーケティング戦略が立ち、マーケティング活動をスタートさせられるのです。

マーケティングとは「売れる仕組み」を作ること。

では、マーケティングとは一体どう定義されるものなのでしょうか?
マーケティングとは、簡単にいえば、「売れる仕組みを作ること」です。

「売れる仕組みを作る」とは、「売上を上げる」という目的のために行うことです。商品やサービスを販売したいと考えた場合、まず「売りたい」という気持ちが湧き起こってくるのは当然のことです。自社の商品やサービスの優れた機能や開発の経緯・苦労話などを、消費者に対して、広告やセミナーでアピールしたくなってくるでしょう。
しかし、これはセールスであり、マーケティングではありません。むしろ、度が過ぎると売れるものも売れなくなってしまうという悪い結果を生み出すものです。

マーケティングとは、「売るためにはどうすればいいか?」を「買ってもらえるようにするにはどうすればいいか?」に変えることです。もっといえば、「買ってもらえるようにする」から「喜んでもらえるようにする」という発想がカギになります。

マーケティングが優れていれば、顧客のほうからあなたの元にやってきて、勝手に商品やサービスを買っていきます。極論をいえば、セールスする必要がなくなるというわけです。

売れ続ける仕組みづくり「ブランディング」

景気が低迷し、価格競争がますます激化する今、どの市場においても企業の利益率が低迷しています。そこで求められているのは、価格競争から脱却し、いかに高付加価値をつけて差別化をはかっていくかにあります。そして、いかに継続して売れ続ける仕組みづくりを構築するかにかかってきます。

「売れ続ける仕組みづくり」を行うために、重要になってくるのが「ブランディング」です。
商品やサービスの企画・開発から、市場調査や分析、広報、販売促進、流通、集客などの広い意味でのマーケティング活動の中に含まれる「ブランディング」は、現在の市場において、非常に実践する意味のある施策です。

ブランディングを行えば、消費者に自社商品やサービスを識別してもらうことができます。例えば、すでに我々の間では、「スターバックスではおいしいコーヒーが手軽に飲める」という認識がされています。もし消費者が「ちょっとおいしいコーヒーが飲みたい」と思うシーンが訪れたとき、ふと道端でスターバックスコーヒーの店が目に入れば、スターバックスでは「おいしいコーヒー」が「きれいでくつろげる空間」で「どのお店でもいつもと同じ味」を提供してくれる、と想像します。

このように、ブランド化されたものというのは、何らかの「情緒的価値」を得られると消費者に認識されているのです。

このようにブランドとして価値を付け加える「ブランディング」は、マーケティングにおいて非常に重要な手段といえます。マーケティングを正しく理解した上で、マーケティング活動を行うことが大切です。

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