アジア一の広告専門誌Campaign Asia-Pacificが実施している「アジアのトップ1000ブランド」において、日本人が最も良いと思うブランドTop100が発表されパナソニックが3年連続で1位に選ばれました。
ランキングは下記に基づいて決定されています。
ランキングの調査方法
「アジアのトップ1000ブランド」は、Campaign Asia-Pacificとニールセンがインターネットで共同調査を行い、そのデータ結果を集計したもの。対象となった市場は中国、インド、日本、インドネシア、香港、シンガポール、台湾、マレーシア、韓国、タイ、ベトナム、オーストラリア、フィリピン。調査対象者は中国が1200人、インド800人で、それ以外の市場は400人。
対象者は市場の人口比に合わせ、年齢・性別・毎月の世帯所得といった属性から抽出。14の主要なカテゴリーと73のサブカテゴリーで、次の2つの質問を行った。
1. 次のカテゴリーの中で、最も優れたブランドはどれだと思いますか? 「優れた」とは、ご自身が最も信頼できるブランド、あるいは最も評判が良いと思われるブランドを意味します。
2. 同じカテゴリーの中で、2番目に優れたブランドはどれだと思いますか?
日本のトップ10ブランド
1位 | パナソニック |
2位 | アップル |
3位 | ソニー |
4位 | 明治 |
5位 | 森永製菓 |
6位 | 資生堂 |
7位 | サントリー |
8位 | 東芝 |
9位 | ビザ |
10位 | シャープ |
パナソニックが3年連続で首位を獲得するなど、日本の企業が数多く並んでいます。このランキングでは、未だ海外の企業が首位に立ったことはないそうですが、パナソニックの後を追うアップルが、その地位を脅かしています。
11位以降のブランド
11位 | ロッテ |
12位 | Nike |
13位 | 日立 |
14位 | Chanel |
15位 | 花王 |
16位 | 日清 |
17位 | canon |
18位 | ネスレ |
19位 | マイクロソフト |
20位 | コカ・コーラ |
11位以降も広く知られているブランドがランクインしています。
このランキングは毎年実施されていますので、日本人がどのようなブランドに惹かれているのかだけでなく、ブランドが市場にどのような影響を受けているのかを定点観測することができます。
BRANDINGLABにおいても、まだ取り上げることができていないブランドが多くありますので、今後のコラムでご紹介していきたいと思います。