ブランディング基礎

ブランディング実践の落とし穴はここにあり!

投稿日:2015年4月1日 更新日:

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ブランディングが必要だとわかっていても、いざ実践しようとすると、なかなかうまくいかないことがよくあります。

せっかく行うブランディングを失敗させないためにも、実践する際に注意してほしいポイントをご紹介します。

ブランディングを独学で学ぶのはリスクあり!

リスク世の中には、ブランディングのための有益な書籍が溢れています。一見これらの書籍を見ると、自分でもすぐにできそうだと思ってしまいます。しかし、ブランディングを独学で実践するのはリスクが高いものです。

企業にはさまざまな業種があり、個々の企業の特徴や背景などその状況は複雑なもの。
確かに書籍にはいくつかの例が載っているかもしれませんが、それらは代表的な企業の一例にすぎず、そのまま自社に置き換えるのは不可能と言えるでしょう。

また、実際にブランディングをはじめていく中で「これはどうすればいいのだろう」と、疑問に思ったり不明な点が出てくるはずです。独学だけで行う場合は、こういった疑問点を保留にしたまま進んでしまうため、あいまいな結果しか出ない場合もあるのです。

長期的視点でブランディングを行う

長期的視点

企業にとってブランディングは、長期的経営を安定させるために不可欠なもの。そのため、顧客に対して「この企業はこういう会社だ」と継続的に認識してもらう必要があります。

ブランディングの施策を行った結果うまくいかず、途中から方向をガラッと転換してしまったのでは、顧客は企業に何を求めていいかわからなくなって、結果離れて行ってしまうこともあります。

例えば、「ゆっくりと食事ができる店」を顧客に約束していたイタリアンレストランが、商圏にファミリーレストランが増えたため、価格を下げ、お客の回転率を上げる戦略へ変更した、というケースがありました。

これは、周りの変化に影響された結果、ブランドとして変えてはいけない「ブランド・プロミス」を破ってしまった例です。「ブランド・プロミス」とは、顧客に対して約束していることであり、決して変えてはいけないものなのです。これを破ってしまったため、この店は顧客離れを招く結果となりました。

ブランディングを行う際は、ブランド構築の方法論にのっとって一貫性を持たせて行うことが必要です。さらに経営方針に基づいて長期的な視点で多角的な施策を行うことも重要です。独学であいまいな知識のままブランディングを行うことは、効果があまり得られないばかりか、経営にマイナスとなる可能性さえあるのです。

ブランディングを体系的に学ぶ必要性

iStock_000006152028_Medium失敗しないブランディングを行うためにも、ブランディングは体系的に学ぶ必要があります。

世の中には数多くのブランディングの手法が出ていますが、それらは一部分的なものであり、ひとつをやったからといってブランディングができたと思うのは間違いです。ブランディングにはいくつかのステップがあり、順を追って体系的に学ぶことで、自社の商品やサービスに落とすことが可能になるのです。

ブランディングのステップは、

  • 環境分析による市場機会の発見
  • 自社がどこの市場を狙うか市場を細分化し、ターゲットを設定しペルソナを描く
  • 自社の商品やサービスの独自性を明確にし、ブランド・アイデンティティを導き出す
  • 自社の商品・サービスを顧客視点と企業視点の両方から具体的に整理し、ブランド要素やブランド体験を設計する

といったものです。

ここまでの分析から目標設定を行い、ようやくブランドが構築されるというわけです。

これらのステップに沿って段階的にブランド構築を行いながら、途中で疑問や不明点が出たら前に戻って確認し、修正しながら進むことが大切なのです。

ブランディングを多角的・網羅的に学べる場を見つけよう

セミナー

企業の資産となるブランディングを確実に行い、確かな効果を上げていくためには、多角的かつ網羅的にブランディングを学ぶことのできる場を見つけることをおすすめします。

例えば、セミナーなどで、座学だけでなく実例を交え、グループでの実践が行えるといいでしょう。実際に自分で考えてみることで新しい疑問が出てきますし、その場で質問することも可能です。またグループで行うことによる一体感は、自社でブランディングを行う際の参考になります。できれば、知識レベルによっていくつか段階が分かれていて、徐々にステップアップできるとさらにいいでしょう。

ブランディングを実践するのには、独学ではなく専門的な知見を多く取り入れて、有意義なものにしてください。

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