話題の事例

高い?安い? ネーミングライツの値段

投稿日:2019年5月8日 更新日:

京都市は、西京極総合運動公園陸上競技場(右京区)に命名権(ネーミングライツ)を導入する。年間4千万円以上の収入を見込み、公園の管理運営費に充てる。 陸上競技場は1周400メートルのコースと天然芝の球技場で、全国都道府県対抗女子駅伝や全国高校駅伝の発着地点となっているほか、サッカーJ2の京都サンガFCがホームとして使うなどさまざまな競技で利用されている。

ネーミングライツの導入は、企業からの提案を受けて検討し、今月1日から契約企業の募集を始めた。

名称に「京都」を含むことなどの条件を設けた。命名権料は年額4千万円以上。契約期間は10年。申請受け付けは5月20日まで。市民スポーツ振興室は「市の施設の中でも特にメディアへの露出度が高いため、高い金額での応募に期待している」と話す。

京都新聞 2019/4/18
西京極競技場にネーミングライツ導入 年4000万円収入見込む

企業がお金を払うことでスタジアムや劇場などの命名権を取得するネーミングライツ。日本においてもプロ野球12球団中6球団がホームスタジアムの命名権を販売するなどすでに浸透した感がある。

一般的にネーミングライツにかかる費用は数千万円から数億円と高額だ。しかし、それでもなお名付け親が引きも切らないのには、やはり広告では得られないブランディング効果がある、ということなのだろう。

ちなみに、日本国内において金額が公開されている中でもっとも高額な契約は、ヤフージャパンが福岡ドームに名付けた「ヤフオク!ドーム」で1年間で約5億円。世界に向けるとさらに桁が増える。サッカー英プレミアリーグのアーセナルFCが販売したスタジアム命名権はなと1年間で約200億円。スポーツ中継の国際化が進む中でネーミングライツの価値は今後も高騰を続けそうだ。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

「食べる」日本伝統抹茶、世界へ発信!

日本伝統の抹茶が注目されている。最近はスイーツや和洋の料理にも合うため、「飲む」だけでなく「食べる」食材として活用が広がる。 今や「食べる抹茶」はデパ地下やコンビニでも欠かせない商品だ。国内の抹茶市場 …

なおみ特需ブレーク 全豪Vラケット、腕時計人気、テニスクラブ入会希望が増

テニスの全豪オープン女子シングルスで大坂なおみ選手(21)が日本勢初の優勝を決め、国内でもテニス熱が高まっている。大坂選手が試合中に着けていた腕時計に予約が殺到するなど、関連商品の売れ行きは好調だ。地 …

銭湯の必需品“フルーツ牛乳”の販売終了

明治が1958年発売の瓶入り清涼飲料水「明治フルーツ」(180ミリリットル)の販売を4月1日で終了することが分かった。同社広報部は毎日新聞の取材に対し、「中期的な売り上げ減少に伴い、販売終了することに …

世界遺産で街おこし 大阪府堺市の地域活性化プロジェクト

大阪初の世界遺産として盛り上がりを見せる「百舌鳥・古市古墳群」。そんななか、古墳の魅力を楽しむために増えているのが古墳グッズのイベント。7月17日から、「堺タカシマヤ」(大阪府堺市)で『古墳祭り in …

アマゾンに後れをとる、日本の流通業。対抗するための処方箋は

アマゾンジャパンは6月20日、Amazonマーケットプレイスに出品する日本の中小企業の販売事業者の2018年流通総額は9000億円を超えたと発表した。 Amazonマーケットプレイスに出品する日本の中 …

サイト内検索

ブランド・マネージャ―認定協会サイトへ

Chess
ファイブフォース分析とは!?〜マクドナルドを例に解説〜
スターバックスの店舗
【誰にでもわかる!?】スターバックスから学ぶ3C分析
打ち合わせ
CI、VI、BIの違いとは?
無印良品
無印良品の「これでいい」ブランドコンセプト
星のや軽井沢
星野リゾートのブランディングから学ぶ!〜理論の実践とは〜
マトリックス
アンゾフのマトリクスとは? 富士フイルムの事例に学ぶ
スターバックスの店構え
スターバックスの4P/4C戦略【立地戦略・プロモーション戦略編】
モスバーガーのとびきりハンバーグサンド
モスバーガーのブランド戦略〜キーワードは「おいしさ」〜
マクドナルドとモスバーガー
マクドナルドとモスバーガーの比較から見るブランドにおけるポジショニングとは?
ブランド
はじめてでもわかる!ブランド・アイデンティティとは