ブララボの目

昭和レトロの横丁文化 令和時代のリアルマーケティング

投稿日:2019年7月8日 更新日:

品川シーズンテラスから、「品川横丁テラス2019」が、2019年7月16日(火)〜19日(金)に開催になります。

「品川横丁テラス2019」は、赤提灯がぶら下がる、どこか懐かしいレトロ感ただよう”横丁”で、ドリンクとおつまみを気軽に楽しめるイベント。

初開催となる今回は、提供する飲食が全て300円に統一されているのだそう!!ビールやハイボール、から揚げ、焼きトン、缶詰、駄菓子などが全て300円なので、リーズナブルに昔懐かしい雰囲気を味わえそうですね。

また、アナログレコードプレーヤーや、当時流行したゲームも用意するという同イベント。持参したレコードや、会場のレコードを流して懐かしの音楽を楽しんだり、ルービックキューブ、危機一髪ゲームなど、一人でも仲間同士でも遊べるゲームで、楽しむことができるのだそう。

令和を迎えた今だからこそ、気軽にフードとドリンクを味わいながら、懐かしい音楽とゲームで、”あの頃”を思い出してみるのはいかがでしょうか?

nomooニュース 2019/6/20
ビールやおつまみが全て300円!昭和レトロを楽しむ「品川横丁テラス2019」開催

昭和時代のサラリーマンによる、仕事帰りの憩いのひと時や、人とのつながりを感じて癒しの時間を過ごす場であった、飲み屋横丁と赤提灯。その後の平成時代以降は、バブル経済に伴う土地開発によって横丁そのものが無くなったり、雇用形態の変貌により労働環境や収入が悪化して外食を控えるようになったりといった逆風が吹き荒れ、横丁文化は絶滅を危惧される存在となってしまった。

一方、土地開発を免れてしぶとく生き残った横丁は、現在は横丁文化に興味を持った若者も来訪するなどの活況を呈する。新宿の思い出横丁やゴールデン街は、外国人観光客も激増するなど日本の人気観光地の一つになっている。

このような横丁人気にあやかって、最近では、新たに人工的に横丁を作り上げ、対外的な観光産業にしようという動きが出てきている。

はしご酒が楽しい「東京横丁 六本木テラス」がオープン!個性派の飲食店が集結
https://www.excite.co.jp/news/article/JalanNews_353484/

exciteニュース 2019/6/4

平成は、既存文化の破壊を呼びかけたり、モラルの崩壊を称賛したりするなど、政財界や学者からの煽動的な動きが相次ぎ、個々人の繋がりを断ち切らせ、「自己責任」の名のもとに個人が孤立させられる風土が形成された。その反動が、現在SNSなどで「繋がり」を求める個人に対して、社会的欲求を満たす技術を提供する企業の業績好調要因でもあるだろう。

ただし、SNSは便利であるものの、断片的な情報の一部を認識することしかできない。リアルな実体験をしないと、その場の空気感や感情などは理解できないものである。

そのため、SNSとリアルの両方を上手く使いこなすことで、企業・個人の戦略的思考を高め、マーケティング意識の向上をさせることに寄与するであろう。現代はインターネットであらゆる情報が手に入る時代ではあるが、それを裏付けして情報感度のセンスを磨く意味でも、リアルな現場を経験しておくことは、決して無駄にはならない。

武川 憲(たけかわ けん)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 シニアコンサルタント・認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ シニアコンサルタント
MBA:修士(経営管理)、経営士、特許庁・INPIT認定ブランド専門家(全国)
嘉悦大学 外部講師

経営戦略の組み立てを軸とした経営企画や新規事業開発、ビジネス・モデル開発に長年従事。国内外20強のブランド・マネジメントやライセンス事業に携わってきた。現在、嘉悦大学大学院(ビジネス創造研究科)博士後期課程在学中で、実務家と学生2足のわらじで活躍。
https://www.is-assoc.co.jp/branding_column/

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