ニュースを見ているとリブランディングという言葉を見る機会が多くあります。今回はリブランディングを進めている4つの企業を紹介します。
湖池屋
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2017年2月に「KOIKEYA PRIDE POTATO」という新商品を発表した湖池屋。これは前年就任した新社長が進めたプロジェクトで従来とは意匠の異なるパッケージや商品名でこだわりを感じさせるものとなっています。
パッケージは原色を使用するのではなく白を基調にしたもので、ネーミングは、「プライド」と「フライド」をかけたものでダジャレもきかせています。湖池屋の誇りをかけてつくった本気のポテトチップスというコンセプトと、テレビCM内での女子高生の歌唱力が話題になり売上は好調。発売から5ヶ月で初年度年間目標の20億円に達成したことが発表されました。
ジーンズメイト
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RIZAPグループ傘下入りをきっかけにをきっかけにリブランディングを進めているのがジーンズメイトです。ジーンズとのコーディネートを前提とした商品づくりや、各店舗にジーンズソムリエを常駐させるなど、よりジーンズにフォーカスしているのが特徴です。ロゴや看板を変更し新しいブランドのイメージをアピールしています。
かっぱ寿司
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かっぱ寿司はその名の通り「かっぱ」をブランドのキャラクターとして、ロゴなどのブランド要素に使用してきましたが、「安っぽい」というネガティブなイメージを払拭するために「かっぱ」ではなくお皿をイメージしたものへとロゴを変更しました。それに伴いお店の看板の変更も進めています。またこれら以外にも大トロを定番商品にしたり、店舗の内装を変更したりと顧客離れを改善するためのさまざまな施策を進めています。
セシルマクビー
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セシルマクビーといえば渋谷の109にも店舗がある「ギャル系」アパレルショップとして有名ですが、「ギャル」という言葉自体が今の若者にはうけなくなってきているようで、「モテ服No.1」という新しいコンセプトでリブランディングを進めています。店舗の内装を黒系から白へ、ターゲットの年齢をテスト的に変更し元に戻すなど、試行錯誤しながらのリブランディングとなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。リブランディングを行う理由に違いはあるものの、どの企業もブランドのイメージを大きく変えようとして実施しています。
変化をすることは新たな注目を集める一方、それまで築いてきたブランドをリセットしてしまうことにもなりかねません。見た目を変えるだけではなく、ブランドとしての在り方に芯を通して、顧客目線に立ったリブランディングが大切です。今後もこういったリブランディングのニュースについて注目していきたいと思います。