ブランディング基礎

ブランディング入門書7選

投稿日:2015年4月1日 更新日:

Education

「ブランディング」に着手するために、入門書としてぜひおすすめの7冊を紹介します。ブランディングそのものは、書籍だけで行えるものではありませんが、入門編、参考事例としてぜひ手にとっておきたいものばかりです。

ブランディング入門書7選

『戦略的ブランド・マネジメント』ケビン・レーン ケラー著

ブランド戦略、およびマーケティングの世界的な教科書といえる本です。著者のケビン・レーン ケラー氏は、デューク大学フクア・ビジネス・スクールの客員教授。ダートマス大学では、MBA科目の中の、マーケティング・マネジメントと戦略的ブランド・マネジメントを教えている、国際的リーダーです。
基本的なブランディング手法が網羅されているだけでなく、その活用方法も書かれており、多くのマーケティング従事者が専門書として用いる権威ある図書です。

『企業を高めるブランド戦略』田中洋著

日本においての、ブランド論やマーケティング論研究の第一人者である田中洋氏の著作。

現代のブランドは企業にとって「資産」であり、ブランドを育て上げることは、競争優位と顧客の信頼を得るに必要なことであると解説しています。そのためには消費者がもともと持っているある特定の「ブランド」に関する情報を、いかに刺激し、反応と購買行動を引き起こすかが大切であり、その力が「ブランド力」だと語ります。

実践的なケーススタディも盛り込まれていて、ブランディングを行う前に、再度ブランドとは何かを知る意味でもとても重要な手掛かりになる本です。

『図解 ブランドマネジメント』榛沢明浩著

日本ブランド戦略研究所の榛沢 明浩氏によるブランドマネジメントの入門書です。

ブランド構築の際の必要な要素を105の項目に分けて解説しています。各項目に図解がついているため、これからしっかりと学んでいきたい方も、ブランドの起源、意義や長期的なブランドマネジメントまでの全体像を知ることができます。

ブランドイメージ向上させるための基本的な手法については、インターネットを活用した最新のマーケティング手法についてもわかりやすく解説しています。巻末には高級クリスタルガラス製品で世界的に有名な「バカラ社」のブランドマネジメントの例も掲載されていて、グローバルな視点も取り入れられてます。

『つまりこういうことだ!ブランドの授業』阪本啓一著

経営コンサルタントの阪本啓一氏による著作。豊富な事例と共に、ブランディングの本質に迫る一冊です。ややもすると難しい内容になりがちな話を、とても読みやすくまとめてあり、一気に読めてしまうと好評です。

とにかく実践に基づいて書かれているので、専門家でなくともスッとなじみやすく、実践に活かしやすいのが魅力です。ブランディングがむずかしい、どのようにスタートすればいいのかわからないと思っている方にとってはとても有意義な本といえます。

また、注目すべきなのは、ブランドづくりの際に「とんがらせる」ことがポイントとしている点です。顧客の声をあらかじめ聞いてからブランディングすることはできません。常にブランドは、市場の中で先頭を切って走る「とんがり」が必要不可欠だという考え方はとても参考になります。

『ある女性広告人の告白』 小池玲子著

日本の女性広告クリエイティブ・ディレクターとして草分け的存在である小池玲子氏の著作

小池氏が関わってきたクリエイティブの中でも、主に外資系広告代理店の現場での様々な経験が描かれています。外国人との付き合い方を紹介しながら、働くとは何か、クリエイティブとは何か、ブランドとは何か、更には日本人とは何かと深く考えさせられます。デビアスやソニーといった大企業の広告や、化粧品の広告など、具体的な例がわかりやすく盛り込まれていて、読みものとしても楽しめます。

ひとりの女性の仕事史から日本の広告表現の歴史を垣間見ることができます。

『事例でわかる! ブランド戦略【実践】講座 』 水野与志朗著

企業側の担当者として、100以上のブランドに携わってきた著者による実践的なブランド戦略のための1冊です。

多数の成功・失敗事例をもとに11個のポイントから解説しているため、課題毎に読みすすめることができます。

LESSON11では社内でのブランディングの進め方が丁寧に書かれており、事例と併せてわかりやすく解説しています。「机上の空論」ではなく「実際に役立ったブランド戦略」が実感でき、ブランディングに課題をお持ちの方への解決のための指南書といえるでしょう。

『企業ブランド・マネジメント戦略‐CEO・企業・製品間のブランド価値創造のリンケージ』徐誠敏著

中央大学商学部で講師を務める徐誠敏による著書。企業ブランドマネジメントの重要性を様々な視点から考察しています。
CEOブランドとは何か、AppleのCEOスティーブ・ジョブズを成功事例にあげ、CEOブランドが競合優位のための重要な要素となることを詳細に解説しています。
企業をブランドという観点から眺めたとき、企業ブランド・個別商品ブランドなどとの関係において、トップ・マネジメントの役割は何か、それぞれのブランドの関係性はどうあるべきかが見えてきます。
CEOの力強いリーダーシップがなければCEOブランド、インターナル・ブランディングは
実行できないことを痛感させられる、正に経営者必読の1冊です。

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