京都市のアニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオで起きた放火事件を受け、海外でも犠牲者を悼み、支援する動きが出ている。米アニメ配給会社「センタイフィルムワークス」は、支援金を募るためにインターネットのクラウドファンディングを開始。18日夜(日本時間19日朝)現在で目標額の75万ドルを大きく上回り100万ドル(約1億700万円)を超えた。
(中略)
「けいおん!」などの京アニの作品は海外でも高い評価を受けてきた。ビリビリ動画のサイト上でも「私は京アニの作品を見て育った」「才能あふれるクリエーターの命が奪われてしまった」「彼らは良心でアニメを制作してきた。なぜこのような苦痛にあわなければならないのか」などのコメントが寄せられている。
毎日新聞 2019/7/19
京アニ放火 海外からも支援の動き 米配給会社が支援金、中国動画サイトも追悼
「京アニ」の呼び名で親しまれているアニメ制作会社「京都アニメーション」は、18日午前侵入者により放火され、50名以上が死傷した。国内のみならず海外のメディアもこぞって事件を報道し、19日には国連のグテーレス事務総長も声明を発表したほどだ。
京アニ放火、国連事務総長が哀悼の意 「深い悲しみ」
https://www.asahi.com/articles/ASM7M72L1M7MUHBI03D.html
朝日新聞デジタル 2019/7/19
また、支援の動きがさまざまな形で広がっている。毎日新聞の記事のように直接支援金を募るものもあれば、一方では京アニ作品を購入することで支援につなげようという動きもある。
「ジャパニメーション」という言葉があるほどに日本製アニメは海外でも有名だ。今回の事件の影響の大きさは、そのままジャパニメーションのブランド力の大きさをも物語っている。
BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ